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5月 22 2008
デキャンタージュってなに??? プリント
2008/05/22 木曜日 21:00:00 JST

 

 

 

 


 

赤ワインは大きく分けて熟成向きとそうではないものがあります。

例えばタンニン分が多く、熟成をさせることによって美味しくなる赤ワインは、年数が経過すると色素や酵母の役目の終わったものが澱(おり)となってビンの中に溜まってきます。澱と一緒にワイングラスに注ぎ入れると、濁ってしまい色調が悪くなるばかりではなく、口当たりにもざらつきが感じられ、味わいが半減してしまいます。

 

そこで、まず澱をビンの底に溜めるために数日ビンを立て、澱落としを行ったあとにワインを横にし、味いを落ち着かせるためにワインセラーで保存します。

そして、澱落としを行ったワインを、デキャンタージュをして、提供します。

 

では、そのデキャンタージュの目的とは?

 

 第1の目的

澱をビンに残し、澄んだ部分のワインを別の容器に移し替えることです。

 

 

 第2の目的

デキャンタ(容器)にワインを移しているときに、空気に触れることになりますよね。するとワインの温度が少し上がり、香りが華やかに感じられ、空気に触れるわけですから、酸化現象が起こります。

その酸化現状により、赤ワインの渋さに丸みとやさしい甘味が加わるわけです。

 

グラスにワインを注ぎしばらくすると香り、味わいが変わってきた経験はないでしょうか。

その変化を、丸々一本分、それも短時間で楽しめるようにするのがデキャンタージュです。

 

レストランで、ソムリエがデキャンタージュを行っているとき、ローソクに火を灯して、デキャンタージュを行っているところを見かけたことはありませんか?

何のためかといいますと、ワインのビン口を炎にかざして、澱の動きを見ながら、ワインの上澄みをデキャンタに移しているのです。

ワインを温めているわけではないんですよ。

 

次回は、「熟成に向いているワインと向いていないワイン」についてです。

 

ワインをもっと美味しく飲むために

 
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