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6月 02 2008
信州飯島町で焼酎つくり 第1回レポート プリント
2008/06/02 月曜日 21:00:00 JST

実行委員長の齋藤彰先生

 

 

 

 

 

木村先生の焼酎セミナー

都会の人や子供達を対象にした「農作業体験」ツアーなんかは、けっこういろいろなところで目にします。「蔵見学・体験実習」はSSIなどでも大好評の企画ですでに何年もやらせて頂いております。しかし!

「焼酎を芋からつくる、ラベルも作る、1年かけて作る」なんて企画は、そうそうお目にかかるものではございません。

飯島町の皆さんからお声がけいただき実現したこの企画の第1回目が、5月31日~6月1日の1泊2日で開催されました。同行いたしました食ismスタッフ新川よりご報告いたします!

 

【5月31日(土) 第1日目】

まずはお勉強 ~飯島町文化館にて~

13時。飯島町の文化館にて、これから1年がかりで造る焼酎のキホンをちょっとお勉強。

その前に、まずは酒つくり実行委員会の齋藤彰実行委員長よりご挨拶をいただきました。藤さんはこの飯島町のご出身で、現在「飯島町ふるさと大使」をお務めでいらっしゃいます。

ご挨拶に続いて、ソムリエ・飲食コンサルタントとしてご活躍であり、SSI初代会長であり専任講師の木村克己先生に「焼酎の原料から楽しみ方まで」を、お話いただきました。

御多忙の中、日帰りで東京からご出講いただきました木村先生ですが、道中のお疲れも見せず、本当に面白おかしく、なおかつ丁寧にご講義くださいました。朝早くの出発に「正直最初は眠かった・・・」というご参加の皆さんでしたが、その分かりやすさと面白いのにタメになる「木村先生ワールド」にぐいぐい惹き込まれ、途中から笑い声も漏れるほど。90分ほどのお話でしたが、最後は「もっと聞きたい・・・」という空気に包まれた文化館小ホールでした。


次は器つくり ~文化館創作室にて~

15時10分。木村先生のお話の余韻を抱いたまま、文化館創作室へ移動。ここからは完成した焼酎をより美味しく頂くための器作りスタートです。ご指導いただきますのは、飯島町の教育長でいらっしゃる山田敏郎先生。「教育長さん」なんて聞くと、しかめっ面のなんだか怖いイメージがありますが(私だけ??)、写真の通りとても優しく笑顔の素敵な山田先生です。粘土から材料・道具まですべてご自身でご用意いただき、製作過程まで図解してくださって、懇切丁寧にご指導いただきました。普段もこの文化館の陶芸クラブなどで指導されていらっしゃる山田先生だけに、実演で示してくださった技術はさすがです。さてさて、初めての私達にもできるでしょうか・・・?

不安を感じながら、こわごわ取り掛かりはじめましたが(皆さんの真剣な眼差しをご覧あれ!)、子供の頃の粘土遊びの感覚を手が覚えているのでしょうか、思い通りになったりならなかったりの粘土細工がだんだん楽しくなってきました。こねた粘土を、山田先生が用意してくださった筒に巻き付けていって形にします。焼酎ですから、割って飲んだりすることを想定し、また焼くと2~3cm縮むということも計算に入れて、ちょっと大きめのタンブラーがベースになります。それを個々の希望で小さくしてみたり。そして山田先生、「皆さん初めてとは思えないほど、早くて上手ですよ。飲み込みが早いですねぇ」と仰ってくださり、さすがは教育のプロ!そうです、やっぱり人は(大人だって!)褒められて伸びるもの。どんどん嬉しくなってきて、手もスムーズに動き、2つ目、3つ目はろくろをお借りしてぐい呑みを作ったりもしました。

先生のおかげで2時間弱でいくつも出来上がりました。今から焼き上がりが楽しみ!

何度もしつこいけれど、本当にさすが「褒めて育つ」を熟知していらっしゃる山田先生、「しかし自分でお酒を作ってそれを自分で作った器で楽しむなんて、魯山人みたいですねぇ」との身が縮こまってしまうようなお言葉(笑)。先生の持ち上げてくださる言葉に少しでも負けないよう、明日の芋苗植えも頑張りますっ!

山田教育長

 

一人一人丁寧にご指導いただきました

 

楽しみながらも真剣です

 

慣れてくるとろくろを使って二つ目を制作

 


池上さんの指導で始まりました

苗を消毒中です

だんだん慣れてきてスピードアップ

秘密の苗植え道具を手にポーズ

【6月1日(日) 第2日目】

新川をはじめ実行委員全員が、もちろんご参加の皆さんが一番不安に思っていたのがお天気。東京も長野も、なんだかずっとグズグズした空が続いた先週1週間でした。雨天決行しかないとはいえ、こんな中で畑作業なんてことになったら・・・・。

なんて心配は朝カーテンを開けて瞬時に吹っ飛びました。(ベタではありますが)ご参加の皆さんの日頃の行いで、飯島町の皆さんの歓迎のお気持ちで、晴天となった苗植えの朝を迎えました。

今日の「先生」は、実行委員であり、この企画の生みの親でもある池上明さん。池上さんはこの飯島の町で酒販店を経営されながら、町興しの一環として、飯島町の農作物を使ったオリジナルの酒を作り、販売されています。そばが有名なこの地で、数年前から芋作りも開始、信州では珍しい芋焼酎をオリジナルブランドで手がけていらっしゃいます。

池上さんの指導で、まずは苗の消毒から。根元を「木酢液」で消毒して植えていきます。そしてこの苗を今年初めて使ってみるという、九州ではおなじみ「苗植えマシーン」で植えていきます。

この企画のために用意された畑は、「アグリネーチャーいいじま」の保有する専用畑。周囲に民家が一戸もなく、もちろん無農薬。青空の下、苗をプスプスと植えていきます。

 

実行委員入れて15名ではかなり農作業に時間がかかるだろう、という読みはスコンとはずれ、ご参加の皆様の作業が早いのと、そして今年初登場の道具がすごいのとで、とてつもないスピードで植え終わってしまいました。


ちょっと早いですが、大空の下、すがすがしい空気をおかずに(そしてビールも飲んじゃえ!)、この飯島町の名物「さくら丼」のお昼です。この飯島町では、伝統食である馬肉を使っていろいろなタイプの「さくら丼」が味わえます。今回は牛丼風に甘辛く炒めたもの。火を通しても全然臭くなく、固くなく、油っこくなくて美味しい!!ペロっと平らげてしまった私達(ですよね?私だけペロじゃないですよね)でした。

 

・・・ご参加の方の声・・・

「焼酎アドバイザーを取得していますが、実際に焼酎つくりに関わってみたかったんです。九州まで行って蔵元さんに個人的に頼んでみるしかないかな、と思っていたところなのでこの企画を見てすぐに申込みました。東京からすぐの場所でこのような体験ができるなんて夢みたい。この大自然を味わってしまうと帰りたくなくなりますね」(百貨店勤務・女性 東京)

 

「飯島町の出身なので家がこちらにあり、月1回程度は帰省していました。新聞で見て、地元でこんな企画があるなら、と思い、友人を誘って参加しました。家にも畑があるので、今回同時期に芋を植えてみます。どちらの芋が良くできるか、見てみます(笑)」(男性 東京)

第二回目からのご参加もOK!詳しくはこちら

名物「さくら丼」!

青空の下でお昼ご飯

ご友人とご参加下さいました

 
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