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6月 18 2008
氷一つを怒られた時代 プリント
2008/06/18 水曜日 00:00:00 JST

田崎さんに”氷一つ”を怒られた時代

 

ホテル西洋銀座にて、田崎真也氏のもと

ソムリエとして修行を始めて間もない頃

白ワインを冷やす”氷”が『一つ多い!』と 

怒られた事があります。

 

たしか、その日は少し肌寒い日でした。

「氷一つが??」とはじめは理解できませんでした・・・

 

しかし、白ワインの温度コントロールの難しさに気づき始めます。

冷やせば良い・・・というものではないのです。

 

グランクリュは温度を下げすぎては、味を落としてしまうものもあり

冷やすというよりは、『味のバランスをとる』だけで良い場合もあります。

 

それぞれのワインの商品としての特性のみならず

その日の気温・気候・・・お客様のお飲みになるペース・・・

様々な要素を加味して「どれ位冷やす事が的確か?」を導き出すのです。

 

私が初めて怒られたあの日は、肌寒い日でした・・・。

氷1つでも多ければ、ワインを最高の状態でお客様に提供することは出来ない

厳しいものだという事です。

 

それぞれの商品に合う温度帯・サービスシーン・・・

見つかるまでにはかなりの年数と研究が必要でした。

 

「広瀬さんにサービスして頂いたワインは本当に美味しいです。秘訣は何ですか?」

と嬉しい質問を受ける事があります。

実は・・ワインと会話しているんですよ!とお答えすると

「またあ!」と笑われますが、ワインを最高の状態で楽しんで頂くために

例えていえば、本当に会話しているようなものです。

 

 

 

 
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